お話ボランティアスキルアップ講座＆映画「麒麟の翼」

　今日は、午前中、私の学校の読み聞かせボランティアに誘われて、町の図書館で行われた「お話ボランティアスキルアップ講座」に参加してきました。

　講師は三芳町立図書館副館長、日本子どもの本研究会理事の代田知子氏。2001年に「読み聞かせわくわくハンドブック」という著書を出版されています。

　　「読み聞かせをするとき大切にしていること」として、主役は子どもと本であり、読み手ではないこと。

　本を選ぶときに注意することとして絵本1冊で勝負している本であること。アニメ化されたりキャラクター化されたりすることで人気を得ている絵本はさけたほうが良いこと。そのためには読み手の読書力の向上が不可欠であること。これまでに高い評価を得てきている絵本を（児童文学も含め）500冊以上は読んでほしいこと。

　などなど、実際に読み方を変えて読んで違いを見せてくれたりして、90分はあっという間に過ぎました。

　今までも同じようなことを読んだり聞いたりして新しいことはあまりありませんでしたが、自分の読み聞かせを振り返り、心構えを新たにする良い機会となりました。

　夕方からはしいかさんのブログでも書かれていた「麒麟の翼」を見に行ってきました。原作は半年くらい前に読んでいたのですが、内容はあまり覚えていませんでした。ただ、日本橋の麒麟の場面はよく覚えていました。

　土曜日で、評判の映画だというのに、観客は私たちを含めて20人余りでした。まあ、それが良くて行くのですが、興業的にどうなのかなと心配になります。

コメント 4

　やはり講座に参加されたのですね。
女性ばかりのなかの黒１点ではなかったですか？

　代田知子さんの本は持っているし、我が町の図書館司書の方のお友達ということで、何年も前に講習を受けたことがあります。
有名な方ですよね。

　主役が子どもと本、というのを忘れている人はボランティアの中に確かにいます。
自分は全く読書しないで、読んでいる自分の朗読に陶酔しているという方です。
どっちがボランティア？と思ってしまうけど、まあ人のことはどうでもいいです。

　私自身は常にこれでいいのかと考える事が多々あり、選書に一番頭を悩ませます。

　時々立ち止まってこういう講習を受けるのはいい事ですね。

　「麒麟の翼」よかったでしょ～。泣きませんでしたか。
私が見に行った映画館でも、平日だった（水曜日のレディスデー）からか、空いていました。混んでいるのは都心だけなのでしょうか。
by しいか (2012-02-18 23:57) 

　しいかさんおはようございます。

　たしかに自分の朗読に陶酔している人っていますね。そんな人のためにもこのような講習は必要かと思いますが、教室での授業や、懇談会の出席者と一緒で、聞いてほしい人はなかなか参加しないものです。難しいものですね。

　　麒麟の翼。無きはしませんでしたが、考えさせられるものがありました。

なかなか映画に行く機会もないのですが、なるべくいけるようにしたいと思います。
by しのさんの読書日記 (2012-02-19 09:08) 

しのせんせい、さすがですね。
スキルアップ講習におでかけですか？
読み聞かせって奥が深いですよね。

以前しいかさんのお話会におじゃまさせていただいたのですが発声とかこどもさんとの間の取り方とても参考になりました。
そして何より主役の子どもたちの反応が読み聞かせの成績でしょうか？
読み手も常に努力していかないといけないですね。

映画面白かったですか？原作とのイメージの違いで映画よかったから読む人と原作から入って映画を観る人がいますね。
読書家の皆さんは、原作からでしょうね。
では、また
まだまだ介護の戦いから抜け出せないオバさんでした。
by 本屋のオバさん (2012-02-22 23:21) 

　はい、講習会に行ってきました。自分のところのボランティアに質問されることもあったりするので、時には学びなおさないと知識が古くなっていｓまいます。

　自分が読み聞かせるときはそんなに気を付けてはいませんが、聞きにくいと子供たちの態度に現れます。

　映画、妻は楽しんでいました。原作が頭に残っているとつい比べてしまいますね。

　介護の毎日、大変ですね。お体に気を付けてください。
by しのさんの読書日記 (2012-02-23 18:45)