ちょっと変わった伝記の本 [本の紹介]
天才科学者シリーズという伝記シリーズです。1巻はガリレオ、2巻目がダーウィンです。以後、アインシュタイン、アルキメデス、エジソン、ボルタ、ニュートン、ダヴィンチ、ヒポクラテス、メンデルと続きます。
人選もちょっと変わっています。ボルタ、ヒポクラテス、メンデルなんて普通の伝記シリーズではまずお目にかかりません。でも、天才科学者と言われてみればそうかもなと思ってしまいます。
文章も今までの伝記とちょっと変わっています。今までの伝記では、硬い口調で生い立ちからその人物の功績などを賛美するように描き上げていました。
このシリーズでは人物本人が語っているような構成で、やわらかい口調で生い立ちや実績を語っています。ちょっと砕けた感じで読みやすく感じさせます。今の子供たちの実態に合わせているのだと思います。
昨年購入したのですが今改めて読んでいます。子供たちが目を付けて借りてくれるといいのですが…。
2012-04-27 22:48
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こういう本はいいですね。
楽しく読んで、知識も身につきます。
大人だってダーウィンという名前は知っていても、それ以上のことは知りません。
アルキメデス、エジソン、ボルタ・・・・他の科学者もしかりです。
こども達は、まんがの伝記とか、ふしぎシリーズ、理科系の写真本のような本が好きです。
小学校の図書室でボランティアしていた時、まんがの伝記、まんがの名作、まんがの歴史、とすぐ読めちゃうのをせっせと読んでいました。
あと、文章の伝記でも、小学生用はやさしいから、これも簡単に読めてしまう。
おかげでずいぶんと色々学びました。
大人が読むのにもいいですね。
著者名と出版社を教えて下さい。
by しいか (2012-04-29 08:24)
著者はルカ・ノヴェッリ(10冊とも)、出版社は岩崎書店です。
イラストが多く、読みやすいです。どんなことをしたのかの説明はどんなに簡単にしようとしても業績自体が難しいので説明は難しいです。
子供たちにとっては取りつきやすいものだと思います。学習まんがのシリーズは子供たちは大好きですね。図書室に入れてもすぐボロボロになってしまいます。
今いる学校にはなぜか横山光輝の「三国志」が寄贈されてはいていて、高学年の男子はよく読んでいるようです。悪いとは思いませんが、何か図書館にはそぐわない感じがします。
今、今年図書館に入れる本の選定をしていますが、予算が少なく、同効果的に本を入れるか悩んでいます。
by しのさんの読書日記 (2012-04-29 08:53)