ドラゴンキーパー 3部作 [本の紹介]

ドラゴンキーパー].jpg

 肩の調子もだいぶよくなりました。完全に治ったわけではありませんが、だましだまし付き合っていくしかないようです。

 さて、例会でも紹介しましたがオーストラリア在住のイギリス人作家が書いた中国を舞台にしたファンタジーです。漢の時代を舞台にドラゴンを守る側と利用しようとする側との確執を描きながら一人の少女の成長をも描いていく物語です。

 第1部「最後の宮廷龍」では、宮廷に捕われていた龍の最後の生き残り「ダンザ」を助け出して鳳来島へ見送るまでの物語。ダンザとともに守り続けた「龍の石」が卵であることが分かり、幼い龍が誕生する。

 第2部「紫の幼龍」では、幼い龍とそれを狙う敵との戦いを描いていきます。

 そして第3部「月下の翡翠龍」で大団円を迎えます。

 オーストラリア在住のイギリス人が書いた、中国を舞台にした物語ということですがあまり違和感はありません。時代考証などにやや不備があると訳者は言っていますが、ファンタジーとして読む分には不満はありません。
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

しいか

 読書会でこの本を見せていただいて、分量の多さにひいてしまいましたが、中身は字のスペースがゆったりして、読みやすそうですね。

 ファンタジーは、なんでもありだから、時代考証もある程度は許されるのでしょうね。

 いつも思うんだけど、こういうファンタジー物の本の表紙の絵は美しいですね。

by しいか (2010-06-10 17:17) 

しのさんの読書日記

 しいかさん、ありがとうございます。

 YAですから厚くてもそんな読む時間はかかりません。ドラゴンキーパーなら、集中すれば3時間ぐらいで読めると思います。ただ、それだけまとまった時間を作るのが大変です。

 装丁や挿絵などは原作とは違い、日本で独自に描いているものが多いようです。日本人の好みに合わせているのでしょうね。また、欧米ではペーパーバックとして発売されることが多いようですので、挿絵などはほとんど入らないのでしょう。
by しのさんの読書日記 (2010-06-10 18:24) 

あにどる

 四の三 こんばんは。

 本を読む時間を作るのが難しいというのは
私も実感しています。

 のめり込んだら止められないし、読み続けたら何かが間に合わなくなるし
読むのを止めるには度胸と決断が必要ですね。

 私は今、ぶんぶんさんからお借りした本を読んでいますが
のめり込んでいます。だから度胸をすり減らしています。

 ファンタジーにも挑戦してみようかしら。
買えないから貸してね。 あぁ~~秋ごろで良いですよ。

by あにどる (2010-06-12 21:52) 

しのさんの読書日記

 あにどるさんありがとうございます。

 今、読書感想文コンクールの課題図書を読んでます。評判の悪い読書感想文ですが、何の指導もしないで夏休みの宿題では、読書嫌いにするだけです。

 課題図書もいつもいいものであるとは限りませんが、中にはいいものが含まれていることもあります。

 今年はどんなものがあるか楽しみに読んでます。
by しのさんの読書日記 (2010-06-13 08:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。